情報種別:海外安全情報(スポット情報)
本情報は2016年01月22日に失効しました。

シエラレオネにおけるエボラ出血熱感染者の再発生

2016年01月18日
1.1月15日、世界保健機関(WHO)は、シエラレオネにおいてエボラ出血熱感染による死亡事例があったことを発表しました。同機関は、シエラレオネ政府とともに引き続き感染経路を調査し、接触者の特定を行っています。
シエラレオネでは、これまでに、14,122人が感染、うち3,955人が死亡しましたが、2015年11月7日にWHOより流行終息宣言が発出されていました。今回の感染者の発生は、終息宣言以降初めてのケースとなります。

2.ついては、シエラレオネへの渡航を予定している方及び既に滞在中の方は、在ガーナ日本国大使館(シエラレオネを兼轄)などから最新の関連情報を入手してください。また、エボラ出血熱については、以下3.とともに、最新の感染症広域情報もあわせてご確認ください。
(参考)外務省海外安全ホームページ 
感染症広域情報:http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp#widearea

3.エボラ出血熱について
(1)エボラ出血熱は、エボラウイルスが引き起こす、致死率が高い極めて危険な感染症です。
・患者の血液、分泌物、排泄物などに直接触れた際、皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。ヒトからヒトへの感染は、家族や医療従事者による患者の看護や葬儀の際の遺体への接触を通じて起きることが報告されています。
・現在、安全性や有効性が確立された予防のためのワクチンや治療薬は存在せず、治療は対症療法が基本となります。潜伏期間は2日から21日(通常は7日程度)で、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり、嘔吐・下痢・腹痛などの症状があります。更に悪化すると、皮膚や口腔・鼻腔・消化管など全身に出血傾向がみられ、死に至ります。
・エボラウイルスの感染力は必ずしも強くないため、アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行うとともに、エボラ出血熱の患者(疑い含む)・遺体 ・血液・嘔吐物・体液や動物に、直接触れないようにすることが重要です。
 エボラ出血熱に感染しないよう、以上を参考に、感染者が発生している地域に近付かない、野生動物の肉(bush meatやジビエと称されるもの)を食さないなど、エボラ出血熱の感染予防を心がけてください。

(2)エボラ出血熱は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」において、一類感染症に指定されています。
(関係法令)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H10/H10HO114.html
 エボラ出血熱に感染の疑いがある人は、日本入国の際に、日本人、外国人にかかわらず、検疫法に基づく隔離措置が行われます。
(関係法令)検疫法
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26HO201.html

(参考情報)
 ○厚生労働省検疫所/FORTH:「西アフリカでエボラ出血熱が発生しています」
  http://www.forth.go.jp/news/2014/09021454.html
 ○国立感染症研究所:「エボラ出血熱とは」
  http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/342-ebora-intro.html
 ○国際保健機構(WHO):Ebola 特設ページ(英文)
  http://apps.who.int/ebola/
 ○WHO African Region:EPR Outbreak News(英文)
  http://www.afro.who.int/en/clusters-a-programmes/dpc/epidemic-a-pandemic-alert-and-response/outbreak-news/
 ○米国疾病予防管理センター(CDC)におけるエボラ特設ページ(英文):
  http://www.cdc.gov/vhf/ebola/

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
      (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地在外公館連絡先)
 ○在ガーナ日本国大使館(シエラレオネを兼轄)
  住所:Fifth Avenue Extension, West Cantonments, Accra, Ghana
  電話:(市外局番030)2765060、2765061
  国外からは(国番号233)30-2765060、2765061
  FAX:(市外局番030)2762553
  国外からは(国番号233)30-2762553
  ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/