情報種別:渡航情報(スポット情報)
本情報は2013年05月10日に失効しました。

パキスタン:カラチ市における韓国キリスト教系病院の現地職員誘拐事件発生に伴う注意喚起

2012年03月02日
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
1 報道によれば、2月29日朝(現地時間)、シンド州カラチ市オランギ地区において、韓国キリスト教系病院に勤務するパキスタン人職員2人が、武装した男4人組に連れ去られました。犯人側は、犯行時、出勤途中の職員2人及び運転手1人が乗った車両を停車させ、「この中に韓国人はいるか。」と質問したとの報道もあります。このため、本件は、韓国人を標的とした犯行である可能性もあると考えられます。

2 また、1月16日には、カラチ市オランギ地区において中国系パキスタン人歯科医師が武装グループに誘拐されています。今のところ、日本人が誘拐の標的とされているとの情報には接していませんが、パキスタン人にとって外見上中国人や韓国人と日本人を見分けることは難しいと思われることから、誤って標的とされる可能性も否定できず、注意が必要です。

3 さらに、パキスタンでは、以下のとおり、過去1年間に外国人が誘拐される事件が複数発生しており、注意が必要です。
(1)2012年1月19日、パンジャブ州ムルタン市において、外国人援助関係者2人が誘拐された。
(2)2012年1月5日、バロチスタン州クエッタ市において、赤十字国際委員会の英国人職員1人が誘拐された。
(3)2011年8月13日、パンジャブ州ラホール市において、部族地域での開発プロジェクトに従事していた米国人男性1人が誘拐された。
(4)2011年7月1日、バロチスタン州ローレライ地区(クエッタ市の北東約250km)をパンジャブ州デラ・ガジ・カーンからバロチスタン州クエッタ市に向けて車両で移動していたスイス人男女各1名が誘拐された。

4 ついては、パキスタンに渡航・滞在する方は、上記の事情及び現在発出されている「危険情報」に十分留意し、誘拐等不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報の入手に努めるとともに慎重な行動をとるようにしてください。

5 また、誘拐事件に関しては、以下も御参照ください(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載。)。
(1)2011年6月9日付け広域情報「誘拐事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在パキスタン日本国大使館
電話: (92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話: (92-21)3522-0800