ボツワナ | Botswana > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1 ボツワナは,政治及び経済が安定し,これまでにテロ組織やテロ事件が確認されたこともなく,南部アフリカの中では治安が比較的良いといわれてきました。しかし,近年は,鉱物資源の価格低下,経済多角化計画の難航,若者の就職難等に見られるような経済の先行きの不安を背景に,首都ハボロネやフランシスタウン等の都市部を中心に治安悪化が進んでいます。

2 特に都市部では,犯罪発生件数が増加傾向にあります。具体的には,路上で減速や一旦停止中の車を襲う「スマッシュ・アンド・グラブ」や車上荒らし,ひったくり,スキミング,侵入,窃盗,強盗,強姦から殺人にいたるまで多種多様な犯罪が発生しています。こうした事案は昼夜を問わず発生しており,油断ができない状況です。 
 移動はできるかぎり車を利用し,日中でも複数での行動を心掛け,人通りの少ない場所には行かないようにしてください。また,外出の際には貴重品や多額の現金は持ち歩かないようにしてください。特に、首都ハボロネ市内の登山スポットとして知られるカーリーヒル周辺で強盗事案が多発していますので、カーリーヒルの登山は控えるようお願いします。

3 最近の傾向として,銃やナイフ等の凶器を所持した者が,営業中の飲食店を襲う,在宅時の住居への侵入強盗をする,家人の帰宅時を狙い集団で襲うなど,無人時よりも有人時,家人を直接狙うケースが多く発生しています。また,外国人(インド人,韓国人)が殺害されるケースも連続して発生しています。ボツワナ人は日本や日本人に対しては概ね好意的なイメージをもっていますが,主なターゲットとされる中国人やインド人と間違えて襲われるケースも考えられるので十分な注意が必要です。万一,事案に遭遇した場合には,身の安全を第一に考えて,絶対に抵抗をしないようにしてください。

4 邦人のスキミング被害事案が連続して発生していますので,クレジットカードは信用できる店舗でのみ使用してください。また,クレジットカードから目を離さず,店員に不審な動きがないか注意してください。ATMを利用する際には,カード挿入口に不審な機器がついていないか,周辺に小型カメラのようなものがないか等,事前に注意深く確認をしてください。また,暗証番号の入力時には盗み見されないように,片方の手で画面を隠すなど心がけてください。

5 車を運転する際は,スマッシュ・アンド・グラブの被害に遭わないために,すべての窓を閉め,ドアをロックし,携帯電話やハンドバッグ等の貴重品を外側から見えるところには置かないようにしてください。信号等で一旦停止をする際には,万一に備えて避難行動がとれるよう前車両との車間距離を十分確保し,不審な人物が自分の車に近づいてきていないかよく注意してください。また,車を運転中に路上脇を歩いていた見知らぬ男から「車からオイルが漏れている」と声をかけられ,車から降りたところを複数の男達に囲まれて羽交い締めにされ,所持品を奪われる事件が発生しています。見知らぬ人間に声をかけられても相手にしないようにしてください。

6 これまでに,ボツワナにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


1 入国時には,出国のための予約済航空券の提示を求められる場合があります。また入国時に旅券の残存有効期間が6ヶ月以上であることが求められます。

2 なお,滞在期間については,最初の入国日から起算して1年間に累計90日の滞在が可能です。90日以上滞在する場合は,入国後滞在許可を取得する必要がありますので,当地入国管理局に申請してください。また,90日以内に滞在許可が出ない場合は,別途滞在期間の延長を行うことができます。

3 出入国審査前に「Arrival / Departure Form」の記入が必要になります。なお,黄熱リスク国から入国する場合は,黄熱予防接種を受けた証明書(イエローカード)の提示が必要です。

4 現地通貨,外貨ともに持ち込み制限はありません。現地通貨の持ち出しは,10,000プラまで可能です(2016年12月現在,1米ドル=10.59プラ)。

5 2016年10月1日よりボツワナ政府は未成年者の入国に関し,国内のすべての国際空港や国境検問所において,以下のとおり旅券以外の書類の提示を求めています。          

(1)すべての未成年:英文の出生証明書のコピー  
(2)片親と同伴の未成年:英文の出生証明書のコピー,英文の宣誓供述書(同行していない片親が旅行への同意を示すもの)
(3)第3者と同伴若しくは単独の未成年:英文の出生証明書のコピー,英文の宣誓供述書(同行していない両親が旅行への同意を示すもの),英文の親が同伴していない未成年証明書(Unaccompanied Minors) 

※ 詳細については在ボツワナ日本国大使館のホームページ(領事・安全情報>渡航情報)をご覧ください。 (http://www.botswana.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji_tokou.html )

6 ボツワナは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧下さい。http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html


● 滞在時の留意事項


1 首都ハボロネは人口20万人強の小さな街ですが,自家用車の所有率が高く,朝夕には通勤ラッシュに伴う交通渋滞が発生します。週末には飲酒運転による交通事故が多数発生しています。また,郊外では家畜及び夜行性動物が道路に飛び出すこともありますので,夜間の運転はくれぐれも注意してください。

2 自家用車以外の交通手段としては,コンビと呼ばれる乗合バスやタクシーがあります。一般にコンビは運転が荒いため事故が多く,また,車内でスリ等犯罪被害に遭う可能性があるので十分注意してください。なお,タクシーを利用する際には,ホテルで呼んでもらう等信頼できる業者を利用するようにしてください。

3 長期滞在者向け注意事項
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ボツワナ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ボツワナ日本国大使館まで送付してください。

4 短期滞在者向け注意事項
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在ボツワナ日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。


● 風俗、習慣、健康等


1.英語,ツワナ語が公用語です。都市部では近代化が進んでいますが,地方には伝統的な文化を守りつつ生活している人々がいます。

2.ボツワナの国土の大半は砂漠地帯です。昼夜の温度差が大きく,特に夏季(雨期)(11~3月)の日中は日差しが強く,気温が40度を超えることがあります。水分補給をこまめに行い,帽子や日焼け止めを利用する等,熱射病にかからないよう注意してください。また,日没後は,気温が急激に下がるので長袖の衣服の着用が必要です。冬季(乾期)(5~8月)は気温が夜間の気温が零度近くまで下がることがあり,また,湿度が極めて低く,喉を痛めやすいので,加湿器の使用をお勧めします。

3.水道水が飲用として利用できるとされていますが,過去には基準値を超える細菌等が検出されたと伝えられたこともあり,飲用とする場合は,一度煮沸をすることをお勧めします。また,ミネラル・ウォーターが手軽に入手できるため,そちらを利用する方がより安全です。

4.当地の飲食店を利用した事が原因とみられる食中毒がたびたび発生していますので,特に生もの(生魚や野菜,アイスクリーム等)には注意をしてください。

5 (1)ボツワナは,HIV・エイズの感染率が世界で最も高い国の一つです。輸血や手術を受ける際は信頼のできる医療機関での治療を受けることをお勧めします。また,当地の病院は日本のような高度医療技術を有しておりませんので,場合によっては隣国・南アフリカへの緊急搬送が必要となります。万一の怪我や病気に備えて,緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。ボツワナ北部地域では狂犬病やマラリア等の風土病に感染する可能性もありますので,虫除けスプレーの持参等の予防対策が必要です。

 (2)在外公館医務官情報(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/botswana.html )において,ボツワナ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
  その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/


● 緊急時の連絡先


◎警察 :TEL999
◎救急車:TEL997
  ※公立病院に搬送されますが,公立病院は衛生状態が悪く,常時混みあっているのでお薦めできません。
   TEL992(MRI社:有料)
   TEL991(EMERGENCY ASSIST:有料)
   TEL993(RESCUE ONE:平日のみ・有料)
◎消防署:TEL998
◎在ボツワナ日本国大使館:TEL+267-391-4456


(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事局ハーグ条約室(ハーグ条約関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5328
○外務省海外安全ホームページ:
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/ (スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
在ボツワナ日本国大使館:
住所 4th Floor, Barclays House, Plot8842, Khama Crescent, Gaborone, Botswana
電話:(267)391-4456
 国外からは(国番号267)391-4456
FAX :(267)391-4468
 国外からは(国番号267)391-4468
ホームページ:http://www.botswana.emb-japan.go.jp/