セントルシア | Saint Lucia > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
(1)セントルシアは、人口約18万人の島国です。近年は凶悪犯罪の増加が懸念され、人口当たりの日本の発生率と比較すると、はるかに高い値となっています。特に住居侵入は年間約1,400~1,500件(日本の発生率の約8~9倍)、強盗は年間300件以上(同60~70倍)という極めて高い発生率です。警察は一時、取締りの強化などに乗り出しましたが、2010年秋の大型ハリケーンの襲来以降、ギャング団の抗争事件が多発しています。また、少年が刃物やけん銃の所持で検挙されるケースも珍しくありません。日中の人通りのある街頭などでも店に武装強盗団が押し入るなどの事件が発生していますので、十分な注意と安全対策が必要です。

(2)麻薬の蔓延も大きな社会問題となっており、治安当局も取り締まりに力を入れています。

2.外国人の被害例
 外国人観光客などが殺人や誘拐に巻き込まれるケースは稀ですが、路上強盗や盗難の被害に遭うことが多いので、特に警戒してください。日本人も今までに強盗、恐喝、ひったくり及びスリなどの被害に遭っています。2010年には、大手のクルーズ客船会社が、寄港中の日帰りツアーに参加した乗客が武装強盗団に襲われる事件が発生したことを受け、一時寄港を見合わせたこともありました。

3.犯罪被害危険地域
(1)首都カストリーズ市内には、犯罪が多発する特定の地区(Chaussee Roadから東側、George V ParkからMarry Ann Streetまでの間)があり、そのような場所には絶対に立ち入らないようにしてください。

(2)2010年には、郊外のリゾートホテルが林立する地域(RodneyBay地区)で銃撃事件が発生しました。

(3)昼間でも人通りの少ない所や、日没後の海岸などひと気のない場所は危険です。

4.防犯対策
(1)手持ちのカバン類や貴重品には十分注意するとともに、なるべく持ち歩かない、持ち歩く場合も見えないようにするなど、安全対策を行ってください。住居侵入(空き巣、忍び込み、ホテル荒らしなど)の被害も多く報告されているので、在宅(在室)中も戸締まりを励行し、来訪者には十分注意してください。

(2)夜の外出は控え、やむを得ず外出する際には常に周囲に注意を払い、できるだけ複数で行動してください。

● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新の情報については、駐日英国大使館(セントルシアの査証業務を代行。電話:03-5211-1100)、セントルシア当局に必ずお問い合わせください。)

1.査証
 日本人については、就労以外の目的で、出国の航空券及び滞在費を所持しており、かつ1か月以内の滞在であれば、入国査証の取得は免除されています。1か月以上の滞在を希望する場合は、改めて入国管理事務所で滞在期間延長の許可を受ける必要があります。また、入国時に旅券の残存有効期間が出国日まであることが必要です。

2.出入国審査
(1)出入国に際して、10,000ECドル(イースタン・カリビアン・ドル)までの外貨の持ち込み及び持ち出しは申告する必要はありませんが、これを超える場合には税関に申告する必要があります。米ドルなどの外貨から現地通貨ECドルへの両替は銀行又はホテルで行えます。日本円の両替はできません。

(2)出国する際に、1人当たり現地通貨で55.00ECドルの出国税を支払う必要があります。

3.通関
 税関は、禁制品などのほか、金や銀、ゴムタイヤなどの輸出入についても厳格な審査を行っています。

● 滞在時の留意事項


1.写真撮影の制限
 空港及び政府施設は撮影禁止です。

2.各種取締法規
(1)麻薬関連
 麻薬の所持や使用は違法であり、違反者には重い刑罰が科せられます。特に、旅行者が知らない間に麻薬の運び屋にされるケースも報告されていますので、他人から荷物や物を預かったり、他人に荷物を預けたり、荷物から目を離したりしないように注意してください。

(2)不法就労
 外国人が就労するには、許可を取得する必要があります。不法就労は、罰金、懲役、強制送還の対象となります。

3.交通事情
(1)交通手段
 島内の交通手段として、ミニバンとタクシーがあります。いずれも安全な乗り物と言われていますが、最近は車内強盗なども発生していますので、安全のため、利用するときはホテルなどで手配してください。

(2)運転免許証
 国際運転免許証は通用しません。車両を運転するにはセントルシアの運転免許証が必要ですが、英訳つきの運転免許証を提示すれば、空港、警察署または一部のレンタカー会社で作成できます。有効期間は3か月間で、手数料は20USドルです。

(3)道路事情
 車両は日本と同じく左側通行です。平地が少ないため起伏やカーブが多く、舗装状態が悪いところも多いので、運転には十分注意してください。万一に備えて、交通事故損害保険に加入することをお勧めします。

● 風俗、習慣、健康等


1.衛生事情
(1)食べ物
 セントルシアは水が豊富で、気候も良いところです。また、地方の青果、鮮魚市場等を除けば、スーパーマーケットや市場の衛生状態もよく、感染症等の心配をする必要はありません。

(2)水
 飲料水については市販のミネラルウォーターの飲用をおすすめします。

2.病気
 カリブ地域一帯は、エイズへの感染率が高いので注意が必要です。また、熱帯地域によくある蚊が媒介する感染症(デング熱など)には注意する必要があり、蚊に刺されない対策(行先に応じて防虫剤の活用や長袖の着用など)に心掛ける必要があります。

3.医療事情
 病気や負傷に際しての一般的な治療は可能ですが、医療施設は限られており、医療水準も決して高くありません。入院や手術を要するような重症(重傷)の場合には、早めに米国や日本への病院に移送する必要があります。したがって、万一に備えて、緊急移送サービス等十分な保証内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

4.自然災害
 カリブ地域では、ハリケーンによる被害が度々報告されています。2010年秋には、大型のハリケーンが直撃し、多くの死傷者をともなう甚大な被害が発生しました。通常、6月から11月頃の雨季はハリケーン・シーズンであり、この時期に渡航される方は、テレビやラジオ、インターネットの気象情報の収集に心掛けてください。

● 緊急時の連絡先


◎警察:TEL・999
◎消防:TEL・911
◎救急:TEL・911
◎在トリニダード・トバゴ大使館(セントルシアを兼轄)
 電話:(国番号868)628-5991
(閉館時間・休館日は、(868)620-3440/680-6250/684-7267(いずれも携帯電話)にご連絡ください)
 FAX: (国番号868)622-0858
 ホームページ: http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
 E-mail: embassyofjapan@po.mofa.go.jp

※セントルシアには日本の在外公館はなく、在トリニダード・トバゴ日本国大使館が兼轄しています。
※在留邦人向け安全の手引き
現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在トリニダード・トバゴ日本国大使館(セントルシアを兼轄)
住所:5 Hayes Street,St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
電話:628-5991
 国外からは(国番号868)628-5991
FAX:622-0858
 国外からは(国番号868)622-0858
ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
メールアドレス:embassyofjapan@po.mofa.go.jp