グレナダ | Grenada > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
(1)グレナダは人口約10万人の小さな島国で、一般的に治安は良いと言われています。犯罪統計でも、殺人、性犯罪、強盗などの凶悪犯罪の発生率はカリブ諸国の中では比較的低い状況にあります。ただし、人口当たりの日本での発生率と比較すれば数倍も高い値であり、特に摘発される薬物犯罪の数に限れば、周辺のカリブ諸国以上の水準にあります。政府は引き続き麻薬や銃の取り締まりを強化しており、違反者には厳しい刑罰が科せられます。

(2)外国人に対する犯罪が多発するのは、毎年8月初旬に開催されるカーニバルシーズンで、スリや置き引き、住居侵入(ホテル荒らし)、性犯罪、強盗などです。セキュリティー面で信頼できるホテルを選ぶ、戸締まりを励行する、所持品の管理には十分注意するなどの留意が必要です。近年でも、日本人が外出中にホテルの部屋が荒らされ現金などが盗まれる事件が発生しています。

2.防犯対策
 外国人に対する犯罪は多くは報告されていませんが、ビーチやレストランなどの周辺では、スリや置き引きなどの盗難事件が発生しています。旅行者は、日没後の一人歩きを避け、できるだけタクシーを利用するなどの注意が必要です。

● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新の情報については、グレナダ当局や在トリニダード・トバゴ日本国大使館(グレナダを兼轄)等にお問い合わせください。)

1.査証
 日本人に対しては、就労目的以外で出国の航空券及び滞在費を所持しており、滞在先が確保され、かつ3か月以内の滞在であれば、事前の入国査証の取得が免除されています。それ以上の滞在を希望する場合は、改めて入国管理事務所で滞在期間延長の許可を受ける必要があります。また、入国時に旅券の残存有効期間が6か月以上あることが必要です。

2.出入国審査
(1)黄熱の流行地域から入国する場合は、イエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示を求められます。

(2)出国する際に、一人当たり現地通貨で50ECドル(イースタン・カリビアン・ドル)の出国税を支払う必要があります。

3.外貨申告
出入国に際しての外貨の持ち込み及び持ち出しは、10,000米ドル以上は申告が必要です。米ドルなど外貨の現地通貨への換金は銀行又はホテルなどで行えます。

● 滞在時の留意事項


1.各種取締法規
(1)麻薬
 麻薬の所持、使用、運搬などは違法であり、違反者には高額な罰金と懲役刑が科せられます。警察は麻薬犯罪の取締りに力を入れており、摘発者数も高い水準にあることから中毒者の蔓延も危惧されています。滞在中に他人の荷物を預かったり、反対に預けたりして知らない間に「運び屋」に仕立てられることのないように注意してください。

(2)不法就労
 外国人が就労するには、許可を取得する必要があります。不法就労は、罰金、懲役、強制送還の対象となります。

2.写真撮影の制限
 空港、警察及び軍事施設などは撮影禁止です。

3.交通事情
 車両の通行は日本と同じ左側通行です。公共の足として乗り合いバス(ミニバン)があり比較的安価ですが、速度超過や無理な追い越し、飲酒運転などの危険行為が珍しくなく、安心して利用できる乗り物とは言えませんので、できるだけ避けた方がよいでしょう。
タクシーは、空港を始め首都セントジョージズのタクシー乗り場でも利用できますが、中には法外な料金を要求する運転手もいますので、事前にホテル等で料金の目安を確認しておくと安心です。

(2)グレナダでは国際運転免許証は通用しません。自動車の運転にはグレナダの運転免許証が必要ですが、国際運転免許証など英語表記の免許証、自国の運転免許証及び旅券を提示すれば、警察交通局で作成できます。有効期間は3か月間で、手数料は12米ドルまたは7英ポンドです。

(3)小さな島国であるため、起伏やカーブが多く、また大きな穴が放置されているなど道路の保守整備が行き届いていません。また、交通マナーも悪いため、運転には十分注意する必要があります。万一に備えて、交通事故損害保険に加入しておくことをお勧めします。

4.自然災害
 カリブ海地域では、ハリケーンや地震、津波などの自然災害に対する備えが必要です。グレナダは過去にハリケーンの襲来により甚大な被害を受けています。概ね6月から年末頃にかけての雨季はハリケーンのシーズンでもあり、特にこの時期季節の渡航に際しては、テレビやラジオ、インターネットなどを通じて気象情報の収集に努めてください。

● 風俗、習慣、健康等


1.衛生事情
(1)水
 水道水の衛生状態は良いとは言えないので、市販のミネラルウォーター等の飲用をお勧めします。

(2)食料品
 スーパーマーケットなどの食品は衛生面で比較的安心できますが、街頭や市場などで売られる食材には注意が必要です。

2.病気
 カリブ地域一帯は、エイズへの感染率が高いので注意が必要です。また、熱帯地域に多い蚊が媒介する感染症(デング熱など)が発生することもありますので、蚊に刺されない対策(行き先に応じて防虫剤の活用や長袖の着用など)を心掛けることをお勧めします。

3.医療事情
 病気や負傷の場合には、とりあえず現地の病院で応急の処置を受けることは可能です。しかし医療施設は限られており、入院や手術を要するような症状の場合には、早めに米国や日本への転院を考える必要があります。万一に備えて、緊急移送サービスなどを含む十分な補償内容の海外旅行傷害保険への加入をお勧めします。

4.その他
 グレナダは一年を通じて安定した気候で過ごしやすい島ですが、乾季(おおむね1月から5月頃までの間)には水が不足し、場合によっては島内全域で給水制限を受けることがあります。この時期に渡航する際には、十分な貯水タンクを有するホテルを利用した方が安心です。

● 緊急時の連絡先


◎警察:TEL・911
◎消防・救急:TEL・911
◎在トリニダード・トバゴ大使館(グレナダを兼轄)
電話:(国番号868)628-5991
(閉館時間・休館日は、(868)620-3440/680-6250/684-7267(いずれも携帯電話)にご連絡ください)
FAX: (国番号868)622-0858
ホームページ: http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
E-mail: embassyofjapan@po.mofa.go.jp

※グレナダには日本の在外公館はなく、在トリニダード・トバゴ日本国大使館が兼轄しています。
※ 在留邦人向け安全の手引き
現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在トリニダード・トバゴ日本国大使館
住所:5 Hayes Street,St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
電話:628-5991
 国外からは(国番号868)628-5991
FAX:622-0858
 国外からは(国番号868)622-0858
ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
メールアドレス:embassyofjapan@po.mofa.go.jp