バルバドス | Barbados > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
 バルバドスは,人口約28万人の島国ですが,観光資源が国の大きな収入源であることから,欧米からの定期直行便が就航し,観光客が多く訪れています。政府は治安対策を重要な課題として取り組んでおり,カリブ諸国の中では比較的治安が良好な国であるとされていますが,近年では窃盗や強盗,性犯罪などが多く発生し,麻薬のまん延が社会問題となっています。
 殺人事件は2015年に31件,2016年に21件発生しています(2016年に発生した21件の殺人事件のうち犯人が逮捕されたのは3件のみ)。窃盗及び強盗事件は2015年に前年比20パーセント増の約300件発生し,住居侵入(空き巣や忍び込み,ホテルの客室荒らしなど)は2010年以降毎月150件前後発生しています。また,凶悪犯罪で銃が使われる割合が増えており,不法所持で摘発される数も増えています。
 観光客が被害に遭う犯罪は,凶器を突き付けられる強盗やビーチなどでの置き引き,ひったくり,宿泊部屋への侵入や性犯罪が多く,特に置き引きやスリ,ひったくりなどが増加傾向にあります。被害に遭わないためには,常日頃からの貴重品の管理など防犯対策(窓や扉の施錠)に十分注意する必要があります。不法侵入の被害に遭った住居や宿泊部屋の多くは施錠や屋外照明等の防犯対策が施されていなかったとされています。また,夜間の不要な外出は避け(特に8月のフェスティバルシーズン),タクシー利用の際は事業登録されていない闇タクシーの利用は避ける必要があります。自動車運転中は不用意に見知らぬ人物のもとで車両を止めず,運転中も鍵を閉め,荷物は外部から見えない位置に置くことが肝要です。

2.犯罪被害危険地域
 首都ブリッジタウン近郊にある「ブラウンビーチ(Brown Beach)」などは,日中は観光客で賑わいますが,日没後は麻薬の密売人や売春婦などが出没するなど急に雰囲気が変わるので,夜間は近づかないでください。日没後はたとえホテルの近くであっても,ひと気のない場所を出歩かないでください。また,セント・ルーシー教区(St. Lucy)「クラブ・ヒル (Crab Hill)」及びセント・マイケル教区(St. Michael)「ザ・アイヴィー (The Ivy)」,「ニュー・オリンズ(New Orleans)」,「パイン(Pine)」,「キャリントン・ビレッジ(Carrington Village)」,「グリーン・フィールズ(Green Fields)」地域は発砲事件や強盗,麻薬に係る事件が多発しているため日中も近づかないでください。なお,夜間はブリッジタウン付近の「ネルソン・ストリート(Nelson Street)」及び「ウェリントン・ストリート(Wellington Street)」には近づかないでください。また,クルーズツアーで人気の「ジョリー・ロジャー・クルーズ(Jolly Rogers Cruise)」では2016年にクルーズ中の船上にて発砲事件が発生したのでご注意下さい。

3.テロ対策
 これまでに,バルバドスにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新の情報については,バルバドス外務省(電話:(+1-246)-431-2200)にお問い合わせください。)

1.査証
 日本はバルバドスとの間に査証免除取決めがあります。同取決めにより,観光や報酬を伴わないビジネス等でバルバドスに入国する場合には,バルバドス出国の航空券及び滞在費を所持し滞在先が確保され,かつ90日以内の滞在であれば,入国査証を事前に取得する必要はありません。ただし,旅券は有効期間が入国日から6か月以上残っていることが必要です。帰りの航空券がEチケットの場合は印刷しておくことが必要です。

2.外貨申告
(1)出入国に際して,10,000BBD(バルバドス・ドル)(5,000米ドル)相当以上の外貨持ち込み及び持ち出しは税関に申告する必要があります。なお,現金の両替は,米ドルやユーロからBBDへは銀行又はホテルでできますが,日本円の両替はできません。

(2)出国する際には出国税を1人当たり現地通貨現金で25BBD(12.5米ドル)支払う必要があります(出国税は航空券に含まれています)。

3.通関
 タバコ,規定量(1リットル)を超える酒の持ち込みには申告が必要です。麻薬,銃剣類,農産物は持ち込み持ち出しともに禁止されています。

● 滞在時の留意事項


1.各種取締法規
(1)麻薬類
 麻薬(マリファナ,コカインなど)の所持,使用,運搬などは違法であり,違反者には懲役と高額な罰金が科せられます。

(2)不法就労
 外国人が就労するには,許可を取得する必要があります。不法就労は,罰金,懲役,強制送還の対象となります。

2.交通事情
(1)交通手段
 島内の交通手段として,バス,ミニバン(乗合)及びタクシーがあり,それらは一般的に安全であると言われていますが,ミニバンの車内で傷害事件が発生した例もあり注意が必要です。

(2)運転免許証
 バルバドスにおいて,車を運転するためにはバルバドスの運転免許証が必要です。運転免許センター(License Office),レンタカー会社で自国の運転免許証と国際運転免許証を提示すれば作成できます。有効期間は1年間または所持している運転免許証の有効期間のうち短い方で,手数料は100BBD(50米ドル)です。2か月以下の有効期間の場合,手数料は10BBD(5米ドル)です。

(3)道路事情
 内陸部を南北に走る幹線道路以外は片側1車線の道路がほとんどです。道幅も充分でないところが多 く,地域によっては街灯やカーブミラーがないところも多いため,特に夜間に運転する際には対向車や歩行者への注意が必要です。主要道路の舗装状態は悪く,路面の陥没が散見されるため,運転の際には注意が必要です。

(4)交通マナー
 交通マナーは比較的良いと言えますが,交通事故は年々増加傾向にあるので,万一に備えて交通事故損害保険に加入することをお勧めします。

3.その他(自然災害)
 バルバドスにおいては,ハリケーンや地震,津波などの自然災害に対する備えが必要です。特にハリケーン・シーズン(雨季の6月から11月頃)には,テレビやラジオ,インターネットなどから情報収集に努めてください。大手のホテルでは,比較的防災設備が整っています。

4.在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在バルバドス日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在バルバドス日本国大使館まで送付してください。

5.たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在バルバドス日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1.衛生事情
 スーパーや市場などの衛生管理は比較的行き届いており,水道水の衛生状態も良好と言われています。ただし,慣れないうちはミネラル・ウォーターなどの飲用をお勧めします。

2.病気
 カリブ地域一帯は,エイズへの感染率が高いので注意が必要です。また,熱帯地域に多い蚊を介した感染症(ジカウイルス感染症,デング熱など)には注意する必要があり,虫除け液やスプレーを活用し,行き先によっては暑くとも長袖長ズボン,靴下を着用するなどの対策が必要です。
(参考)感染症広域情報:ジカウイルス感染症に関する注意喚起(http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp

3.医療事情
 24時間対応する総合病院はありますが,専門の医師が常駐しているとは限りません。救急車も通報してから到着するまでに時間のかかることがあります。入院や手術を要するような重症(重傷)の場合には,早めに米国や日本への転院を考える必要があります。万一に備えて,緊急移送サービス等十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

● 緊急時の連絡先


◎警察:電話211
◎消防:電話311
◎救急:電話511

◎在バルバドス日本国大使館
 電話:+1(国番号 246)622-4090
 FAX:+1(国番号 246)622- 4059
 ホームページ: http://www.tt.emb-japan.go.jp/index_japan_barbados.html
  E-mail: barbados@rt.mofa.go.jp

※在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在 バルバドス日本国大使館
住所: Office A. Mars House, No.13 Pine Road, St. Michael, Barbados
電話: 622-4090
 国外からは+1(国番号 246) 622-4090
FAX:市外局番 622-4059
 国外からは+1(国番号 246)622- 4059
ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
メールアドレス: barbados@rt.mofa.go.jp