ミクロネシア | Micronesia > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.ミクロネシア国内4州で発生している犯罪は、銃器等による強盗や殺人等の凶悪事件は少なく、家屋侵入、窃盗、暴行などが中心です。カバン類のひったくりや置き引きもまれにあります。
 以前と比べ、犯罪発生率は高くなってきており、最近では、日本人が家屋侵入や盗難の被害に遭う例が増えています。
 全般的に比較的安全な国と言えますが、自己防衛の意識を持つことは必要不可欠です。特に、チューク州については、飲酒によるけんか沙汰や、走行中の車両に対する投石・凶器使用(鋭利な刃を矢の先端に付け、それを射る)といった問題が発生し、治安が悪化しているとの報告がありますので、一層の注意が必要です。

2.防犯対策としては、家屋の場合、外部より侵入されない十分な措置(鉄格子の設置、鍵を増やす等)をとることが肝要です。駐車中の車両の防犯は、外側から見える所に貴重品を置かないことはもちろん、貴重品ではない物であっても、相手に好奇心を抱かせないために車内に放置しないことが肝要です。

3.身体への危険を避けるためには、極度に人目をひくような華美な服装を控えたり、裕福さを見せびらかさないようにすることが肝要です。特に女性は、肌を著しく露出する服装が相手の好奇心をあおり、思わぬ事態に発展するおそれがあります。

● 査証、出入国審査等


(手続きや規則に関する最新情報については、駐日ミクロネシア連邦大使館(03-3585-5456)に確認してください。)

1.ミクロネシアへ入国する方は、入国時に旅券の有効期間が滞在日数+120日以上残存していることを確認してください。この期間を下回った場合、入国が拒否されます。

2. 90日を超える(91日以上の)滞在の場合は入国許可(Entry Permit)が、就労・留学等の場合は入国許可のほかに別の許可が必要となります。これら許可の取得は、目的に応じ提出する書類が異なりますので、許可発行までの所要日数を考慮し、事前に連邦政府司法省入国管理局(691(※)320-5844)、又は主な滞在先となる州に応じて、次の各州移民局まで御照会ください。
 なお、入国許可の申請中に滞在日数が90日を超える場合は、一旦国外(グアムでも可)に出て、再入国しなければなりませんので、注意してください。
* ポンペイ州  691(※)-320-2606
* チューク州  691(※)-330-4135
* コスラエ州  691(※)-370-3051
* ヤップ州   691(※)-350-2126
※国番号

3.税関では、課税対象となる物品(酒・タバコなど)の価値の10%から25%を支払うことになります。入国時の税関手続きは、課税対象物品の有無でゲートが異なるということはありません。税関に関するお問い合わせは、ミクロネシア財務省関税局(電話:(国番号691)-320-5508又は(国番号691)-320-5855)にお願いします。
 なお、旅行中、複数の島を訪れる場合にはその都度、州政府が独自に運営する税関にて入国のための書類手続きを行う必要があります。
(1)外貨の持ち込み・持ち出しに関する制限は設けられておらず、申告の義務もありません。
(2)主な免税範囲は次のとおりです。
・タバコ200本まで、又は1ポンド(約450グラム)まで、又は葉巻20本まで
・酒類52オンス(約1,474グラム)まで、又は1.5リットルまで
・上記以外で200米ドル分までの個人使用の物品
・入国者が個人的に使用する所有物で、出国の際には入国者が持ち出す物品
(3)職業用の物品の関税手続きは特に決められていませんが、事前に持ち込むものの目録と使用目的などを文書にしてミクロネシア財務省の関税局(電話:(国番号691)-320-5508又は(国番号691)-320-5855)へ事前に連絡しておくことが望ましいです。

4. 植物の種子、動物、生鮮食品などを持ち込むには、検疫証明書が必要です。

● 滞在時の留意事項


1.連邦警察の麻薬課が、薬物を取り締まっています。麻薬や取締りの対象となる薬物の輸出、輸入、所持は全て刑罰の対象で、5,000ドル以下の罰金、または5年以下の懲役となります。現地で栽培された大麻を、夜間、売人が店先等で販売していることがありますが、関わらないよう注意すべきです。

2.バー、レストラン等を除く公共の場での飲酒を制限している州もあります。州によって制限の対象が異なりますが、首都のあるポンペイ州では、路上での飲酒も取締りの対象となりますので注意してください。

3. バーでのトラブルが頻繁に発生し、中には巻き込まれる被害も報告されていますので、利用しないようおすすめします。

4.移動については、全州においてバス・鉄道等の公共交通機関がなく、基本的に乗り合いタクシーの利用になりますので、夜間の単独乗車(特に女性)は、可能な限り控えてください。
 なお、タクシーは運転が荒く、無用にスピードを出し過ぎますので、乗車中は必ずシートベルトを着用してください。
 幹線道路は、全体の約半分程度が舗装されていますが、街の中心部を外れる支線は、未舗装の部分や、凸凹なところが多くあります。また、一般の車両は、整備不良が多数あり、運転技術の欠如や飲酒運転も見られますので、運転する際は、十分注意を払ってください。

● 風俗、習慣、健康等


1.政治、経済、社会全般に亘り、近代的側面と伝統的慣習が混在していて、様々な面で二重の構造を織りなしています。近代的な行政体制と昔ながらの伝統的指導体制が共存しており、双方共に各々重要な役割を果たしています。村民や親族間の結びつきは強く、冠婚葬祭等は多くの村人が集まり、仕事を休んででも、これらの行事に参加します。貨幣経済と自給自足も混在しており、市の中心部では、スーパーマーケット等の商店がありますが、内陸部や離島では、昔ながらの自給自足の生活を中心としています。

2. 対日感情は全体的に良く、戦前からの日本との歴史的関係の深さから、日本語を理解する年輩者も多いようです。

3. 首都のあるポンペイ州には、鎮静作用を含有する「シャカオ」という飲み物がありますが、製造過程に不衛生な部分があるので、注意してください。

4. 気候は海洋性熱帯気候で、気温は年間を通じほぼ一定です(平均27度)。
 また、世界有数の多雨地帯であり、平均湿度が80%と高いものの、貿易風とスコールによって暑さ、湿気が若干緩和される時期もあります。

5.生水は避けて、ミネラル・ウォーターや煮沸した水を飲むことをお勧めします。食べ物も含め、レストラン等は比較的衛生管理が行き届いていると言えますが、注意は必要です。

6. 各州に州立病院がありますが、財政的な問題から、器材、薬品、職員等が乏しく、病院内の衛生状況も良くない上、技術も決して高くはありません。

● 緊急時の連絡先


(国番号691)

1. ポンペイ州
 * 警察:320-2221
 * 消防:320-2223
 * 救急・病院:320-2213

2. チューク州
 * 警察:911(又は330-2223)
 * 消防:330-2222
 * 救急・病院:330-2444

3. コスラエ州
 * 警察:911
 * 消防:370-3333
 * 救急・病院:370-3012

4. ヤップ州
 * 警察:911
 * 消防:350-3333
 * 救急・病院:350-3446

5. 在ミクロネシア日本国大使館:320-5465、320-6366
 *国外からは(国番号691)-320-5465(又は320-6366)

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/micronesia.html )も御参照ください。

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○ 外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)
○ 外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○ 外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
○ 外務省 海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○ 在ミクロネシア日本国大使館
 住所:P.O. Box 1837, Kolonia, Ponpei, F.M.S. 96941
 電話: 320-5465
  国外からは(国番号691)320-5465
 ファックス: 320-5470
  国外からは(国番号691) 320-5470
 ホームページ: http://www.micronesia.emb-japan.go.jp/index_j.html