キリバス | Kiribati > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


(キリバスには日本大使館がないため,事故等に遭遇された場合,まず現地警察に連絡し,必要に応じて在フィジー日本国大使館(キリバス兼轄,連絡先は末尾)に連絡してください。)

1.キリバスは重犯罪の発生率は極めて低く,治安上の問題はさほどありません。しかし,少数ながら窃盗の被害も報告されていますので,ホテル等では確実に施錠をし,貴重品の管理に注意する等,最低限の対策は必要です。

2.2016年2月現在,日本人の被害例は報告されていません。しかしながら,飲酒に起因した暴力事件(喧嘩)等がしばしば発生していますので,バイリキ及びベシオ地区の飲食街やビケニベウ地区のホテル等では,これらの事件に巻き込まれないよう注意が必要です。泥酔者や不審者には努めて近寄らず,絡まれた場合には近隣の人に助けを求めるかその場を速やかに立ち去るなどしてください。

3.キリバスにおいては国際テロ組織の活動は確認されていませんが,近年,シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や,パリでの同時多発テロ事件などが発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新及び詳細な情報については,キリバス入国管理事務所((国番号686)21342,21356),キリバス観光事務所(電話:(国番号686)25573,26003,ホームページ:http://www.kiribatitourism.gov.ki)等に確認してください。)

1.観光などを目的として日本人がキリバスに短期滞在する場合は,事前に査証を取得する必要はなく,入国審査時に滞在予定期間にあわせて30日間以内の滞在査証が付与されます。滞在期間の延長を希望する場合は,入国管理事務所にて申請を行ってください(手数料60豪ドル。2016年2月現在1豪ドル=約82円)。最大4か月までの延長が可能です。なお,入国時には,6か月以上の残存有効期間のある旅券(パスポート)及び復路の航空券が求められています。また,滞在費用を所持していることの証明を求められることがあります。

2.就学,就労,研究調査等を目的として長期滞在する場合は,キリバス入国管理事務所,もしくはフィジーにあるキリバス高等弁務官事務所で事前に滞在目的に合った査証を取得する必要があります。

3.持ち込み禁止品は,麻薬,爆発物,銃器,公序良俗に反する雑誌・DVD・ビデオなどです。また,野菜,果物,肉類を持ち込む場合は検疫証明書が必要となり,200本又は225グラム以上の煙草及び1リットル以上の蒸留酒又はワインを持ち込む場合(21歳以上に限る)は申告し,関税を支払う必要があります。

4.5,000豪ドル相当を超える外貨の持ち込み及び持ち出しは,許可が必要です。

5.出国時には,出国税(20豪ドル)が課せられます。

● 滞在時の留意事項


1.キリバスへの航空便は便数が非常に少なく,欠航や遅延もたびたび発生しているため,滞在日数の変更を余儀なくされる場合があります。そのため,滞在にあたっては,余裕のある日程と十分な滞在費用が必要です。
 通貨は豪ドルが使用されており,首都タラワには現金自動預け払い機(ATM)がありますが,クリスマス島を含めその他の島にはATMがなく,主要なホテルを除いてクレジットカードを使用できる商店等はほとんどありませんので,渡航時には滞在費として,十分な豪ドルの現金を持参されることをお勧めします。

2.一般の観光目的で訪れるような場所に立入禁止区域はありませんが,伝統的慣習により立入を制限している場所もありますので,不明な場合は事前に確認することをお勧めします。

3.麻薬の持ち込み,使用等に対しては厳しい罰則があります。

4.車両は,日本と同じ左側通行です。しかしながら,舗装されていない道路が多く,信号機も無いうえ,交通量も多いため事故が多発しています。また,道路を横断する歩行者や犬が多いので,運転時には制限速度(通常時速40キロメートル,場所によっては時速60キロメートル)を守るとともに,十分な注意が必要です。なお,警察はスピードガンを使用して,制限速度超過の取締まりを行っています。

5.集落の付近には車両を減速させるために「バンプ」と呼ばれる帯状突起がありますので,車両を運転する際は注意が必要です。

6.タラワ及びクリスマス島ではレンタカー・サービスも利用できますが,事故を起こした場合の処置,補償及び返却の際の燃料の量等について事前によく確認されることをお勧めします。

7.タラワの交通機関には乗合のミニバスがあります(運賃は50豪セント~1豪ドル80セント程度)。

8.放し飼いの犬が多いので,徒歩で外出する際は注意が必要です。

9.現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡等に必要ですので,到着後遅滞なく在フィジー日本国大使館(キリバスを兼轄。連絡先は末尾)に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はキリバスを去る(一時的な旅行を除く。)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,ファックスによっても届出を行うことができますので,その場合は在フィジー日本国大使館に送付してください。
 また,在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)についても,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録された方は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひ活用してください。

● 風俗、習慣、健康等


1.海岸以外で男性が上半身裸になることや,女性が肌を大きく露出するような服装は好まれませんので注意が必要です。また,頭部は神聖な部分とされていますので,大人,子供を問わず,不用意に触れないようにする等の配慮が必要です。

2.タラワは,赤道直下のため年中日差しが強く,熱射病にかかる場合がありますので,屋外では帽子や日焼け止めを使用し,十分な水分補給やこまめに休憩をとる等の注意が必要です。キリバスの直射日光は日本と比べて極めて強く,軽い火傷症状になるケースもありますので,長時間戸外にいる場合は日焼け防止クリーム等の使用をお勧めします。

3.飲用水は,水道水を十分煮沸したもの又は市販のミネラルウォーターをお勧めします。

4.蚊を媒介とするデング熱が発生することがあります。デング熱には予防薬や予防接種がなく,蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。虫よけスプレー等を利用すること,肌の露出を控えた服装を心がけることをお勧めします。なお,デング熱はまれに重症化し,デング出血熱となることがあります。旅行中及び帰国後1週間以内に関節痛,頭痛,目の奥の痛みなどを伴う急な発熱があった場合には,最寄りの医療機関を受診してください。

5.タラワ及びクリスマス島には病院・診療所がありますが,医療事情はあまり良いとは言えません。必要に応じて,簡単な常備薬を携行することをお勧めします。また,旅行中に病気にかかった場合には,早めに診察を受け,症状が悪化する前に日本やオーストラリア,ニュージーランドなどの病院で早期に治療を受けることをお勧めします。大きな病気やケガの際には,国外へ搬送され治療を受けることとなりますので,緊急移送サービス等をカバーする十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

● 緊急時の連絡先


[タラワ]
◎警察:電話192,188,26187
◎消防:電話193
◎病院:電話194,195
◎緊急時オペレーター:電話199
[クリスマス島]
◎警察(消防を兼ねる):電話81257
◎診療所:電話81242

◎在フィジー日本国大使館(キリバスを兼轄):電話(国番号679)3304633

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/
  http://m.anzen.mofa.go.jp/ mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在フィジー日本国大使館
  住所:Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, 1 Suva, Fiji(G.P.O. Box 13045)
  電話:3304633
   フィジー国外からは(国番号679)3304633
  ファックス: 3302984
   フィジー国外からは(国番号679)3302984
  ホームページ:http://www.fj.emb-japan.go.jp/JapaneseVersion/index_j.html
  ※キリバスは,在フィジー日本国大使館が兼轄しています。