スロベニア | Slovenia > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.スロベニアは,近隣の中・東欧諸国やバルカン諸国と比較すると,比較的治安が良いと言われていますが,人口あたりの犯罪発生率は日本の4倍以上にも上り,邦人旅行者が旅券(パスポート),現金,クレジットカードなどの入った財布やバッグを盗まれる被害が頻繁に発生しています。また,ひったくりやストーカーの被害に遭った邦人もいます。
 また,過去には首都リュブリャナ近郊などで爆弾事件等が発生したり,2012年末から2013年にかけては,リュブリャナ等の大都市を中心に大規模な反政府デモが多数開催され,一部の参加者が暴徒化し,警察隊と激しく衝突して負傷者も出ました。

2. 防犯対策は次のとおりです。
*旅券(パスポート),現金,その他貴重品は,一緒にまとめて手荷物に入れて所持していると,盗まれた際にすべてを失うことになるので,旅券(パスポート)は内ポケット等外から盗られにくいところに携行し,貴重品は安全なところに保管するか,目立たない形で肌身に付けて携行してください。
*外出時は複数人で行動し,お互いに警戒を怠らないでください。列車や市内バスの中はもちろんですが,ホテルの朝食ビュッフェ会場で座席に置いたバッグがちょっと目を離したすきに盗まれた,グループで会食中の座席背もたれにかけたバッグが誰も気づかないうちに盗まれた,という被害が複数報告されています。「誰もいないから」,「みんな見ているから」と油断しないことが肝心です。
*人混みの多いところでは,すり,置き引きやひったくりに注意し,2人並んで歩くときにはバッグを2人の間で持つようにしてください。
*市民運動やデモ集会は,群集心理と相まって急に過激化することがあるので,むやみに近寄らないでください。
*ナイトクラブ周辺で麻薬取引が行われることが多いと言われています。犯罪に巻き込まれないためにも,興味本位で出入りしたり,周囲に近づいたりしないでください。

3.シリアやチュニジアにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生したほか,ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等のイスラム過激派組織やこれらの主張に影響を受けている者によるとみられるテロが世界各地で発生していることを踏まえれば,日本人,日本権益がテロを含む様々な事件に巻き込まれる危険があります。このような情勢を十分に認識し,誘拐,脅迫,テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないよう,渡航情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。





● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新の情報については,駐日スロベニア大使館(電話:03-5468-6275)(URL; http://tokyo.embassy.si/index.php?id=48&L=1 )にお問い合わせください。)

1.日本とスロベニアの間には査証免除取極があり,観光などの非営利活動目的による3か月以内の滞在については査証が不要です。

2.なお,スロベニアが加盟しているシェンゲン協定に関し,2013年10月18日より,同域内において査証を必要としない短期滞在については,「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」との規定が適用されます(従来は,「最初の入域の日から6か月のうち最大3か月の間」であった規定が変更となったもの)。これにより,無査証で滞在できる期間は最大「90日」となり,過去180日の期間内での滞在日数もすべて滞在日数として算入されることになります。
 また,2013年7月19日より,短期滞在査証免除の対象者についても,有効期間が出国予定日から3か月以上残っており,かつ,10年以内に発行された渡航文書(パスポート)を保持していることが必要となります。
※参考:外務省ホームページ『欧州諸国を訪問する方へ』(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html

3.シェンゲン領域内の移動に際しては,入国審査の有無にかかわらず,日本国旅券(パスポート)を常に携行する必要があります。シェンゲン領域内において,旅券を紛失(盗難を含む)した場合には,速やかに旅券を紛失した場所(国)において,現地警察などへの届出及び最寄りの在外公館にて旅券(または帰国のための渡航書)の発給手続きをするように留意してください。

4.シェンゲン協定域外から域内に入る場合,最初に入域する国において入国審査が行われ,その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
 しかし最近,ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在を目的として渡航した邦人が,経由地であるドイツで入国審査を受ける際に入国管理当局から(ア)最終滞在予定国の有効な滞在許可証,(イ)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注),又は(ウ)同D査証に相当する滞在予定国の長期滞在査証の提示を求められ,これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
 このため,現地に到着してから滞在許可証を取得することを予定している場合には,注意が必要です。
 ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが,シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には,滞在国及び経由国の入国審査,滞在許可制度の詳細につき,各国の政府観光局,我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし,事前に確認するようにしてください。
(注)ドイツ滞在法第4条カテゴリーD査証:ナショナル・ビザ
 ドイツに3ヶ月以上長期滞在する場合のビザ。同ビザ保有により,(1)ビザの発行目的によってドイツでの永久ないし一時滞在,(2)シェンゲン協定域内国のトランジット又はドイツへの入国許可を取得。

○シェンゲン協定域内国:26カ国
アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタイン

 シェンゲン協定の詳細等につきましては駐日欧州連合代表部(電話:03-5422-6001,URL:http://www.euinjapan.jp/ ),スロベニアの措置に関する情報は駐日スロベニア大使館に問い合わせて必ず確認することをお勧めします。

5..通関は,「観光旅行のための通関上の便宜供与に関する条約(1954年)」に基づき,身の回り品について免税措置がとられています。

6..2014年3月よりスロベニアの薬事法が改正され,医薬品の個人使用目的によるEU圏内への持ち込み,及びEU圏外への持ち出しに関する規定が変更されました。詳しくは,在スロベニア日本国大使館のホームページ(http://www.si.emb-japan.go.jp/website_jp/doc/ryoji/iyakuhin.pdf )をご覧ください。





● 滞在時の留意事項


1.滞在査証を必要としない3か月以内の滞在であっても,ホテルなど旅行者用の施設として登録された場所以外に滞在する場合は,入国後3日以内に滞在地を管轄している警察署に旅券(パスポート)を持って滞在先を届け出ることが義務付けられています。

2. 防衛関連施設の撮影は禁止されています。

3. 日本と同様に麻薬の売買・使用等は犯罪行為であり,厳しく取り締まっています。

4. 不法就労は,発見され次第,国外退去処分となります。

5.(1)スロベニアに3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在スロベニア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はモルドバを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送やファックスによっても行うことができますので,在スロベニア日本国大使館まで送付してください。
(2)また,在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)についても,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録された方は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひご活用ください。

6.スロベニアにおいては,親権を持つ親であっても,他の親権者の同意を得ずに子の居所を移動させること(親が日本へ帰国する際に子を同行する場合を含む。)は,子を誘拐する行為として重大な犯罪となる可能性があります。その場合には,スロベニアへの再入国や,スロベニアと刑事司法上の共助関係を有する第三国への入国の際に,子を誘拐した犯罪被疑者として逮捕される可能性がありますので御注意ください。





● 風俗、習慣、健康等


1. 都市部での水道水は良質で,飲料水としても利用できますが,一部農村地域では化学薬品による汚染も指摘されていますので,農村地域ではミネラルウォーターの飲用をお勧めします。

2.(1)スロベニア及び近隣国(オーストリア,ドイツ,ハンガリー,チェコ,スロバキア等,中・東欧地域)では,ダニを介したウイルス性脳炎(症状は日本脳炎に似ている)に感染するおそれがあります。この脳炎は,一旦罹患すると麻痺等の後遺症が残ったり,場合によっては死亡するケースがみられます。

(2)以下を参考に,ダニに刺されない対策を講じることをお勧めします。
* ダニは木の低いところや草むらにいるので,特に春から秋にかけて,森や公園を散策するときは,決められた散歩道や遊歩道を歩く。
* 長袖,長ズボンを着用し,併せて帽子やスカーフを着用する。
* ダニよけスプレーを利用する。
* 子供を同伴する場合は,外出後,ダニに刺されていないか,全身を確認する。
* ダニに咬まれているのを見つけたら,無理に取ろうとせず,最寄りの医療機関に相談する。

(3)予防接種はスロベニア地方ヘルスケア・センターで受けることができます。ワクチンは通常3回の接種が必要で,第1回目の接種後,2週間から4週間後に第2回目,1年後に第3回目を接種します。3回の接種を受ければ3年間有効です。旅行者の場合には緊急ワクチンとして1週間から2週間の期間を空けて2度接種を受ければ,約90%の効果があります。

3. 医療は概ね日本の水準に達しています。スロベニアの保険未加入者は治療に先立ちデポジットを要求されます。
 万一に備え,十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。

4. 道路・交通状況は良好です。

5. 自動車で入国する場合は,グリーンカード(国際自動車保険)に加入しているか又はスロベニアで短期保険加入の手続をすることが必要です。

6.高速道路を通行する際は,「ビニエッタ」という高速券シールを購入し,車のフロントガラスに貼付しなければなりません(詳しくは在スロベニア日本国大使館のホームページ(http://www.si.emb-japan.go.jp/website_jp/doc/ryoji/vinjeta2015.pdf )を御覧ください。





● 緊急時の連絡先


◎警察:電話113
◎救急車,火災など警察関係以外全て:電話112

在スロベニア日本国大使館:(市外局番01) 200-8281又は8282
 国外からは (国番号386)-1-200-8281 又は8282

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(http://www.si.emb-japan.go.jp/website_jp/doc/ryoji/anzennotebiki2015.pdf )も御参照ください。





(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
○外務省海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在スロベニア日本国大使館
  住所:Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana, Slovenia
  電話: (市外局番01)-200-8281又は8282
   国外からは (国番号386)-1-200-8281 又は8282
  ファックス:(市街局番01)-251-1822
   国外からは(国番号386)-1-251-1822
  ホームページ:http://www.si.emb-japan.go.jp/website_jp/index_j.html